シチリア発。それはまさに赤いジェノべーゼ:トラパネーゼパスタ

トラパネーゼパスタ|Busiati al Pesto Trapanese
ペスト・トラパネーゼはシチリア西部トラパニ生まれのソース。
ペスト・ジェノベーゼの親戚とも言われ、シチリアの特産品であるアーモンドをトマト・バジルとあわせたフレッシュ感のあるソースです。
伝統的にブジアーテと呼ばれる独特な形状のショートパスタとあわせるのが定番で、基本的には他には具を入れず、ソースとパスタだけで仕上げるにも関わらず満足度が高い一品です。
ちなみにペスト・トラパネーゼはパスタだけでなく魚料理のソースとしても優秀で、特に淡白な魚との相性は抜群です。
材料
 材料|1人あたり
ブジアーテ 80~100g
Ⓐアーモンド 20g
Ⓐミニトマト 100g
Ⓐバジルの葉 6g(+盛り付け用)
Ⓐニンニク 1/2片
Ⓐオリーブオイル 大さじ1.5
Ⓐ塩 少々
ペコリーノチーズ お好みで
  • ブジアーテは日本でほぼ売っていない上に値段も高めなので、代用品としてはカサレッチェフジッリなどのねじれたショートパスタがオススメです。
パスタ パスタ麺 ブジアーテ Busiata Trapanese 500g Busiata ショートパスタ
GIACOLONE
シチリア島のトラパニ地方郷土パスタといえば手打ちのブジアーテ。 クスクスもパストと言えばパスタだが、何と言っても手打ちのブジアーテに勝るものはない。ブーサという葦の一種を使ってくるくると螺旋状に形作るパスタは、まさにマンマ料理、ノンナ料理の真骨頂だ。 だが、このブジアーテ、忙しいこの時代は、家庭で作ることも少なくなったのか、かなり乾麺を見かけるようになった。試しにいくつか試してみが、どういうわけか、しっかり茹でなきゃボソボソ、しっかり茹でればバラバラという出来損ないばかりだった。一方、このジャカローネ兄弟のブジアーテは倒的に食感が良い。
作り方
  1. アーモンドを軽くローストする。
  2. ミニトマトは半分に切り、ニンニクは粗く刻んでおく。バジルの葉をちぎり、軽く洗って水気をしっかりと切る。
  3. フードプロセッサーにⒶを入れ、撹拌する。
  4. 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、表示時間より1分短めにパスタを茹でる。
  5. 茹で上がったパスタの湯をよく切り、ボウルに移してソースとよく混ぜる。
  6. お好みでバジルを盛り付け、ペコリーノチーズを添える。
  • ソースは加熱せず、フレッシュなままパスタと合わせるのがポイントです。
  • シンプルなソースなので、塩はしっかり効かせた方が味がぼやけず美味しいです。

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