世界一ニンニクを美味しく食べるための料理:シュクメルリ

シュクメルリ(Shkmeruli)とは?

松屋の期間限定メニューとして販売され、日本での知名度が一気に上がったシュクメルリ。

鶏肉を大量のニンニクと牛乳で煮込んだシチューのような料理で「世界一ニンニクを美味しくたべるための料理」としても紹介されています。

今ではレトルトパックのシュクメルリもスーパーで販売されていますし、日本で一番有名なジョージア料理になったのではないでしょうか。

ただ実は、松屋が広めた日本のシュクメルリと本場のシュクメルリとでは異なる点が色々あります。

例えば、松屋のシュクメルリにはチーズやサツマイモが使われていますが、本場のシュクメルリでは使われていません。

サツマイモにいたっては、そもそもジョージアでは食べる文化がありません。場合によっては、牛乳すら使わないレシピもあるようです。

また、本場のシュクメルリではコリアンダーやフェネグリークなどのスパイスが使われています。

そこで今回は、現地レシピを参考にした本格的なシュクメルリの作り方をご紹介します。

ちなみに大量のニンニクを使う料理ですが、意外に食べた後の口臭は気になりませんでした。と言ってもまったくしない訳ではありませんが、牛乳にニンニクの匂いを抑える効果があるからだと思います。

材料

<分量:2人分>

オリーブオイル:大さじ1
鶏モモ肉:1枚
鶏手羽元:4~6本
ニンニク:8~10片
フェネグリークパウダー:小さじ1
コリアンダーパウダー:小さじ2
牛乳:400ml
バター:30g
パプリカパウダー:適量
  • 鶏肉はモモ肉か手羽元かどちらか一種類だけでも良いです。ジョージアでは骨付き肉を使うことが多いようです。
  • フェネグリークは苦みが強いため分量にご注意ください。
  • パプリカパウダーは無くても良いですが、フェネグリークとコリアンダーはできればあった方が良いです。無い場合はコンソメで味付けすることになります。

作り方

  1. ニンニクの芽を取り、輪切りにする。
  2. フライパンにオリーブオイルを引き、鶏モモ肉と鶏手羽元を焼く。皮面を下にし、しっかりと焼き色をつける。焼き終わったら、フライパンからいったん取り出す。(オリーブオイルと、鶏肉からでた油は捨てずに残しておく。)
  3. フライパンにニンニク、フェネグリークパウダー、コリアンダーパウダーを加え、香りが出るまで炒める。ニンニクを焦がさないように注意する。
  4. 鶏肉をフライパンに戻し、牛乳とバターを加えひと煮立ちさせる。
  5. パプリカパウダーを少し振りかかけ完成。
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