【バジルがあったらこれで決まり】ペスト・ジェノベーゼ

ペスト・ジェノベーゼとは?

以前【本場のジェノベーゼは緑じゃない?】という記事を書いたことがありますが、今回はジェノベーゼと聞いて誰もが思い浮かべる緑色のパスタです。

説明するまでもないかもしれませんが、バジルやチーズのソースで作るパスタ。今やイタリア料理の定番です。なお、厳密には「ペスト・ジェノベーゼ」はバジルペーストそのものを指す言葉です。

シンプルながらも奥が深いパスタですが、困ったことにバジルもチーズも松の実も、ジェノベーゼソースに必要な食材を揃えようとすると結構なお値段がかかりますし、ハンドミキサーも必要です。何より、バジルを大容量で売っているお店があまり無い、という問題もあります。(私の近所だけでしょうか?)

この点を踏まえると既製品を買った方が、正直なところ圧倒的に楽ではあります。ただ、緑の鮮やかさや香りの良さは手作りならではなので、是非一度は手作りでお試しください。

ちなみに、今回は一番オーソドックスなインゲンとジャガイモを具材に使っていますが、パンチェッタ、トマト、海老などお好みの具材でもお作りいただけます。

また、パスタもお好みのもので大丈夫です。ロングパスタならフェットチーネやリングイネ、ショートパスタならトロフィエを使うことが多いですが、トロフィエはあまり売ってないので、今回は形が少し似ているカサレッチェで作っています。

材料

<分量:2人分>

<ペスト・ジェノベーゼ
バジル(葉の部分のみ):約12g
松の実:5g
ニンニク:1/2片
オリーブオイル:30g
あら塩:1つまみ
ペコリーノ・ロマーノ:10g
<パスタ>
ジャガイモ:小1個(100g)
インゲン:6本
カサレッチェ:200g
  • ペコリーノ・ロマーノは、パルミジャーノ・レッジャーノやパルメザン粉チーズでも代用できます。
  • バジルはS&Bのパックが約12g前後、大袋が24~25gでした。(ものによって多少の誤差があります。)今回のレシピはパックの分量に合わせて作っています。

作り方

*ハンドミキサーが必要なレシピです。

<ジェノベーゼ・ソース>

  1. 松の実を焦げない程度に軽く炒る。
  2. 松の実、ニンニク、オリーブオイルを先にミキサーにかける。
  3. 塩とバジルを②に加え、ミキサーにかけてペースト状にする。
  4. チーズを細かくおろして、③と混ぜ合わせる。
  • ミキサーにかける時間が長いとバジルが黒く変色しやすくなるため、最低限の回数で手早く撹拌します。
  • 盛り付けの飾りにもバジルを使う場合は、数枚だけ残しておきます。
  • チーズはソースには混ぜず、パスタに後でかける形でもOKです。

<パスタ>

  1. ジャガイモを賽の目状に切り、5分ほど茹でる。インゲンは両端を切り落としたうえで半分にカットし、3分ほど茹でる。
  2. カサレッチェを茹でる。(お湯の量に対して1%程度の塩を入れておく。)
  3. カサレッチェと野菜、ペスト・ジェノヴェーゼを混ぜ合わせて完成。
  • パスタにカサレッチェを使う場合、ゆで時間は標準+2分くらいがオススメです。
  • ジェノベーゼパスタはフライパンで炒める必要はありません。茹で上がったパスタとソースを混ぜ合わせるだけで大丈夫です。

 

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