タラ料理と言えばポルトガル!タラの旨味を卵とじ:バカリャウ・ア・ブラス

バカリャウ・ア・ブラス(Bacalhau a Bras) とは?

バカリャウ・ア・ブラスは、干しタラ(=バカリャウ)を細めのフライドポテト、タマネギ、卵と炒め合わせたポルトガル料理です。

ちなみに「ブラス」はこの料理の発案者のお名前とされています。
直訳すると「ブラスさんのバカリャウ」ということですね。

タラは日本だけではなく世界中で様々な料理に使われていますが、ポルトガル料理におけるタラ料理の種類の多さは世界随一と言って良いでしょう。その数は1年365日、毎日異なるタラ料理が出せるほどと言われています。

そんなポルトガル料理の中でも、バカリャウ・ア・ブラスは代表的なタラ料理です。

以前ご紹介したストカフィと同様、バカリャウ・ア・ブラスも本来は干しタラを使いますが、ここでは例によって手に入りやすい生のタラで作るレシピを紹介します。

材料

<分量:二人前>

塩タラの切り身:200g
ジャガイモ:1個
タマネギ:1/4個
ニンニク:1片
オリーブオイル:大さじ1
卵:2個
ブラックオリーブ:4~5個
ブラックペッパー:適量
パプリカパウダー:適量
揚げ油(フライドポテト用):適量
  • パプリカパウダーは必須ではありませんが、あると良い風味付けになります。
  • 塩タラ=ジャガイモ+タマネギ、くらいの分量を目安に作っています。

作り方

  1. タラの切り身から皮と骨を取り除く。
  2. ジャガイモを千切りにし、油で揚げてフライドポテトにする。
  3. タマネギは薄切りに、ニンニクはみじん切りにする。
  4. フライパンにオリーブオイルを引き、ニンニクは色づくまで、タマネギは透き通るまで炒める。
  5. タラの切り身を4.に入れ、身をほぐしながら炒める。
  6. フライドポテトを5.に入れ、溶いた卵を流し入れて炒める。手早く全体を混ぜ、卵が半熟の状態になったら火から外す。
  7. ブラックオリーブを1/2にカットし添える。最後にブラックペッパー、パプリカパウダーを振りかけて完成。
  • ジャガイモの千切りとフライが手間な場合は、市販のフライドポテトでも問題ありません。シューストリングなど細めのカットがオススメです。
  • 厳密に言うと、シューストリングでも少し太いです。本場のレシピを見る限りでは、千切りのたけのこ水煮くらいの太さ感がちょうど良さそうです。

 

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