火力が決め手。強火でさっと香ばしく:チャークイティオ

チャークイティオ|Char Kway Teow
これまた中国系移民の影響を受けたマレーシアとシンガポールの国民食。
チャー(Char)は炒める。クイティオ(Kway Teow)は麺の種類を指しており、きしめんのように薄くて幅が広いライスヌードルのこと。強火で香ばしく仕上げる、夜の屋台を代表する麺料理です。
他のシンガポール・マレーシア料理と同じように、チャークイティオも地域によって味付けや具が異なります。
今回はクアラルンプール風に作ったつもりで、海老や中華ソーセージ、フィッシュケーキ(=さつま揚げ)などの具材を加え、ケチャップマニスやオイスターソースで甘めに味付けしています。一番人気はペナン風らしく、そちらはもう少し色が薄くなります。
ホッケンミーにも似ていますが、ホッケンミーは煮込む、チャークイティオは炒める、と調理方法に違いがあるほか、使っている麺の種類も異なります。
材料
 材料|2人分
ライスヌードル 150g
ニンニク 1片
海老 6尾
中国ソーセージ 1本(約50g)
さつま揚げ 50g
もやし 100g
ニラ 25g
2個
Ⓐケチャップマニス 大さじ1.5~2
Ⓐオイスターソース 大さじ1
Ⓐ中国醤油 小さじ1
Ⓐ薄口醤油 小さじ1
  • ライスヌードルはセンヤイ10㎜のビーフンを使いました。KALDIでも売ってます。
  • 中国ソーセージは甘みのあるソーセージです。中華食材の専門店ではよく売られていますが、無い場合は普通のソーセージでも大丈夫です。
作り方
  1. 【下準備】
    ・ニンニクはみじん切り。
    ・中国ソーセージとさつま揚げは斜めに薄切り。
    ・ニラは食べやすい大きさに切る。
    ・海老は殻を剥き、背ワタを取る。
    ・Ⓐの調味料を混ぜ合わせおく。
  2. ライスヌードルを熱湯で約6分茹で、冷水にあけた後に水気をしっかり切る。(麺同士がくっつきやすいため、多めのお湯でこまめに混ぜながら茹でる。茹で時間は使う麺のパッケージ表記に従ってください。)
  3. フライパンに油(あればラード)を熱し、ニンニクを炒めて香りが出たら、中国ソーセージと海老も加えて炒める。
  4. 麺、もやし、ニラも加え、強火で炒める。
  5. フライパンの端にスペースを作り、溶き卵を注ぎ入れる。火が通ったら、粗目の炒り卵状にして全体と混ぜ合わせる。
  6. 最後にⒶの調味料を加え、麺とよくなじむように炒め合わせる。
  • とにかく強火で炒めるのがポイント。おこげの部分があるくらいの方が香ばしくて美味しいです。

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