ミディエドルマとは?
ミディエドルマは、ムール貝の出汁やスパイスで炊き込んだお米(=ピラウ)を殻に詰めた料理です。トルコ沿岸部の都市ではよく見かけるストリートフードで、屋台では1個単位で買うことができます。
ミディエドルマは通常は冷たい料理として提供されますが、温かいままでも当然美味しいので、どちらで食べるかはお好み次第です。
また、スパイスの香りも効いていますが辛味はなく、レモン果汁を絞って食べるので非常にさっぱりとした味わいです。
ちなみにトルコ語で「ミディエ」がムール貝、「ドルマ」が詰め物を意味するようです。
材料
<分量:4人分>
ムール貝:25個(約500g)
水:250~300ml
オリーブオイル:大さじ2
タマネギ:80g
松の実:大さじ1
生米:100~120g
オールスパイス:小さじ1
塩、胡椒:適量
レーズン:15g
レモン:1個
ディル:お好みで
水:250~300ml
オリーブオイル:大さじ2
タマネギ:80g
松の実:大さじ1
生米:100~120g
オールスパイス:小さじ1
塩、胡椒:適量
レーズン:15g
レモン:1個
ディル:お好みで
- オールスパイスが無い場合は、シナモンやナツメグでも代用できます。
- ムール貝はむき身ではなく殻付きのものをご用意ください。生でも冷凍もの(ボイル済み)でも大丈夫ですが、冷凍の方が手に入りやすくオススメです。
作り方
- ムール貝の殻を洗い、足糸を取り除く。
- 鍋にムール貝と水を加え、殻が開くまで茹でる。茹で上がった身は殻から取り出しておく。
茹で汁はお米を炊く際に使うため、全て取っておく。(茹でても殻が開かない貝は捨てる。) - タマネギをみじん切りにする。
フライパンにオリーブオイルを熱し、タマネギと松の実を炒める。 - タマネギが透き通ってきたら生米、オールスパイス、塩、胡椒、を加えて混ぜ合わせる。
- ②で取っておいたムール貝の出汁を加え、お米が炊き上がるまで弱火にかける。(後で蒸すので固めの炊き上がりでもOK。水分が足りなくなったら、お湯を少し足す。)
- 炊き上がったらレーズンを加えて混ぜる。
- 貝殻にお米とムール貝の身を詰める。
- 中身がこぼれないよう⑦を鍋に敷き詰める。少量の水を加え、蓋をして5~10分ほど蒸す。
- レモンとディルを添えて完成。