『オアジェン(蚵仔煎)』とは?
台湾風の牡蠣オムレツと紹介されることも多い『オアジェン』。台湾では定番の屋台料理です。
卵を使うという意味ではオムレツでも決して間違いではないと思うんですが、粉ものという意味ではお好み焼きに近いとも言えますし、「もちっ」とした食感や使う食材を踏まえると、個人的にはチヂミに近い印象を受けます。
実はタイにも牡蠣と卵を使う「オースワン」という似たような料理があり、こちらも「タイ風お好み焼き」と紹介されることがあります。
オースワンはもやしが乗っていたり、もちもち感が更に強い、という点が差別化ポイントかもしれません。
ちなみにオアジェンは「海山醤」というケチャップベースのソースをたっぷりかける点も特徴の1つですが、色々試した結果スイートチリソースで良いんじゃない?という結論に至りました。
海山醤は「水×ケチャップ×砂糖×味噌」で作れますので、より本格的に作る場合はぜひお試しください!(海山醤の作り方も材料の欄に記載しています。)
材料
<分量:2人分>
米粉:30g
片栗粉:30g
水:90ml
牡蠣:8~10個
オイスターソース:小さじ1
紹興酒:小さじ1
ニラ:30g
レタス(もしくは白菜):30g
卵:2個
スイートチリソース:適量
ごま油:適量
片栗粉:30g
水:90ml
牡蠣:8~10個
オイスターソース:小さじ1
紹興酒:小さじ1
ニラ:30g
レタス(もしくは白菜):30g
卵:2個
スイートチリソース:適量
ごま油:適量
- 生地には本来キャッサバ粉(タピオカ粉)を使いますが、あまり普段使いする材料でもないため、今回は米粉と片栗粉で代用しています。用意できる方は、キャッサバ粉でお試しください。
- 海山醤は水60mlに対し、ケチャップ:小さじ4、砂糖:小さじ2、味噌:小さじ1に豆板醤を少し加えて作りました。とろみをつけたい場合は、片栗粉を適量入れます。
作り方
- 米粉、片栗粉、水をボウルで混ぜ合わせておく。
- 牡蠣に片栗粉(分量外)を適量まぶして水洗いし、ぬめりや汚れを落とす。
- フライパンにごま油を適量引き、牡蠣を炒める。オイスターソースと紹興酒を加え、焼き色が付くまでしっかりと火を通す。
- ニラとレタスを3.に加え、さっと炒める。炒め終わったら具材を一旦フライパンからよける。
- フライパンにごま油を適量引き、1.の生地を流し入れる。その上に4.の牡蠣と野菜を散りばめる。
- 米粉と片栗粉の生地がある程度固まったら、上から溶き卵を流し入れる。蓋をして卵に火が通るまで弱火で焼く。
- お好みでスイートチリソース(もしくは海山醤)をかけて完成。