『ストカフィ(Stocafi)』とは?
ストカフィは、干しタラをトマトソースで煮込んだモナコ公国の料理です。
モナコ公国は世界で二番目に小さい国家ですが、その食文化の特徴は隣国であるイタリアやフランスの影響を大きく受けていることです。
ストカフィという料理名も、恐らくはイタリア語で干しタラを意味する「Stoccafisso」に由来しています。
ちなみにタラの干し方には塩漬けにして乾燥させる方法と、塩を使わずに自然乾燥させる方法の二通りがありますが、前者が「Baccalà」(いわゆるバッカラ)、後者が「Stoccafisso」と明確に区別されているようです。
本来であればストカフィは干しタラを使って作る料理ですが、今回は手に入りやすい生タラの切り身で作るレシピを紹介します。
材料
<分量:二人前>
オリーブオイル:大さじ1
ニンニク:1~2片
タマネギ:1/4~1/2個
タラの切り身:2切れ
カットトマト缶:200g
水:100ml
フュメ ド ポワソン:6g
オレガノ:小さじ1
ローリエ:1枚
オリーブ:3~4個
イタリアンパセリ:適量
<付け合わせ用>
ジャガイモ(小):5~6個
塩コショウ:適量
ニンニク:1~2片
タマネギ:1/4~1/2個
タラの切り身:2切れ
カットトマト缶:200g
水:100ml
フュメ ド ポワソン:6g
オレガノ:小さじ1
ローリエ:1枚
オリーブ:3~4個
イタリアンパセリ:適量
<付け合わせ用>
ジャガイモ(小):5~6個
塩コショウ:適量
- 干しタラの代わりに生のタラを使うため、干物の旨味をフュメドポワソンで補います。無い場合はコンソメで代用します。
作り方
- ニンニクとタマネギをみじん切りにし、オリーブオイルで炒める。
- タラの切り身、カットトマト缶、水、フュメドポワソン、オレガノ、ローリエを1.に加えて煮込む。
- 並行して付け合わせ用のジャガイモを茹で、軽く炒めておく。塩コショウで味付けする。
- お皿に盛りオリーブ、イタリアンパセリを散らして完成。