なぜか揚げパンで作る異端児:チュニジアのフリカッセ

フリカッセ|Fricassee
フリカッセは、揚げパンにツナやジャガイモ、茹で卵、ハリッサなどを挟む、チュニジアのサンドイッチです。
フリカッセと聞いて多くの人が思い浮かべるのは、鶏肉などを炒めてからクリームで煮込む、フランスの家庭料理たる「フリカッセ」でしょう。
実はフランス以外でも「フリカッセ」の名を冠する料理は数多く存在しますが、その多くは本家と同じく「煮込み料理」です。
ところがなぜか、全く共通点が無いにもかかわらず、チュニジアでは揚げパンのサンドイッチにこの名前が与えられました。
その理由については明確な史料もなく、はっきりしたことは分かりませんが、それゆえに、フリカッセ界の中ではひときわ目立つ稀有な存在となっています。
作り方
 材料|4個分
■揚げパン
‐砂糖 15g
‐塩 4g
‐ドライイースト 3g
‐強力粉 200g
‐卵黄 1個
‐ぬるま湯(40℃) 110ml
‐ 
■具材
‐ツナ缶 1缶(70g)
‐ジャガイモ(男爵系) 150g
‐茹で卵 1個
‐ブラックオリーブ 8個
‐ハリッサ お好みで
‐イタリアンパセリ 適量
作り方
<揚げパン>
  1. ボウルに砂糖、塩、ドライイースト、強力粉を入れてよく混ぜ合わせる。
  2. ぬるま湯と卵黄も加え、粉気がなくなり、表面がなめらかになるまで生地をこねる。
  3. 軽く油をぬったボウルに丸めた生地を置き、ラップをかけて暖かい場所で一次発酵させる。2倍程度の大きさに膨らんだら発酵完了。
  4. 生地を軽く押してガスを抜き、四等分にして楕円形に丸める。再度ラップをし、暖かい場所で二次発酵させる。
  5. 生地を170~180℃の油で、片面1~2分ずつ揚げる。表面がキツネ色になったら、取り出して油を切る。
  • 発酵時間は室温によって変わるため、発酵しているかは生地が膨らんでいるかで判断します。
<具材の準備>
  1. ジャガイモは皮付きのまま茹で、柔らかくなったら皮をむいて粗めにマッシュする。
  2. ジャガイモとツナを混ぜ合わせ、好みで塩を加えて味を整える。
  3. 茹で卵を四等分に切る。

<仕上げ>

  1. 揚げパンの側面に切り込みを入れて開く。
  2. ハリッサを揚げパンの内側に塗る。
  3. ジャガイモとツナ、茹で卵、ブラックオリーブを挟み、最後にイタリアンパセリを添える。
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