開運サラダは春節に舞う:ユーシェン

ユーシェン|Yusheng
ユーシェンは、シンガポールやマレーシアの華人社会で春節に食べられる開運サラダ。
それぞれの食材に長寿・金運・繁栄などの意味が込められていて、日本のおせちにも通じるものがあります。
特徴的なのは「ローヘイ」と呼ばれる儀式的な食べ方。
サラダを箸で高く持ち上げ、縁起の良い言葉を叫びながら混ぜるのが風習です。
使う食材は家庭や地域によってさまざまで、青パパイヤや紅ショウガが入ることもあります。
分量は細かくこだわらず、全体の量のバランスが取れるように調整すればOKだと思います。
大切なのは皆で盛大に混ぜて、運気をかき集めること。
ただ、あちこちに具材が飛び散ることになるので、家でやる場合はちょっと注意が必要です!(特に白ごまが…飛びます。)
材料
 材料|4人分
紫キャベツ 1/8玉
大根(つま) 40g
ニンジン 1/3~1/2本
キュウリ 1/2本
グレープフルーツ 1/2個
ワンタンの皮 5枚
サーモン(刺身用) 12切れ
白ごま 大さじ1
ピーナッツ 20g
■梅ソース  
Ⓐ梅ドレッシング 大さじ6
Ⓐごま油 大さじ1
Ⓐ五香粉 少々(香り付け程度)
  • 一般的にはグレープフルーツではなくポメロ(日本でいうザボン・文旦)を使います。
  • 大根は刺身用のつまを用意すると、千切りする手間が省けて楽です。
作り方
  1. 紫キャベツ、大根、ニンジン、キュウリを千切りにする。(ピーラーで薄くスライスしてもOK。)
  2. グレープフルーツは皮を剥いて、一口大に切る。
  3. ワンタンの皮を1~1.5㎝幅に切り、油で揚げる。焦げやすいので薄く色づく程度でOK。
  4. ❶~❸の食材を放射状に盛り付け、中央にサーモンを盛る。
  5. 白ごまと砕いたピーナッツを全体にふりかける。(少し炒っておくと風味アップ。)
  6. Ⓐを混ぜ合わせて梅ソースを作り、お好みでかける。
  7. お箸を使って、みんなで高く舞い上げるように混ぜたらいただきます!

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