海老のラー油「サテトム」でお手軽に再現:カトンラクサ

カトンラクサ|Katong Laksa
ラクサといえば、最近は日本でも専門店ができるほど有名になったシンガポールとマレーシアの麺料理。ただ一口に「ラクサ」といっても、地域によって味はだいぶ異なります。
例えば日本でよく知られている、ココナッツミルクをたっぷり使ったカレー風味のラクサは「カトンラクサ」と呼ばれるシンガポール発祥のスタイル。
一方で、ココナッツミルクは使わず魚の出汁ベースでスープに酸味がある「アッサムラクサ」や、同じく魚ベースでスパゲッティと合わせる「ジョホールラクサ」なんかもあります。
今回作るのは「カトンラクサ」ですが、味以外にも「麺を短く切ってレンゲで食べる」という特徴があります。
もちろん切らずに普通に食べても良いんですが、中途半端に切ると「お箸でも食べづらい・レンゲでもすくいづらい」という食べづらさMAXの状態になるので注意が必要です。(←私はやらかしました。)
また、本格的なラクサを作るには、レモングラス、ガランガル、海老ペーストなど普段は使わない食材が色々と必要になりますが、さすがに揃えるのが大変な気がするので、今回はベトナムの調味料「サテトム」を使ったお手軽アレンジレシピにしています。
サテトムはレモングラスなどラクサに必要な要素が含まれてますし、カルディでも300円くらいで買えるのでオススメです。ただ、ラー油なので、けっこう辛めの仕上がりになります。
材料
 材料|2人分
ライスヌードル 200g
むきエビ 6尾
さつま揚げ 2枚
厚めの油揚げ 2切
もやし 60g
■スープ
Ⓐココナッツミルク 400ml
Ⓐ水 200ml
Ⓐカレー粉 大さじ1
サテトム 大さじ1
Ⓐきび砂糖 小さじ2
Ⓐナンプラー 小さじ2.5
粉末海老だし 1袋(6g)
  • ライスヌードルはリンク先のものがオススメですが、無い場合は太めの中華麺やパッタイ用のライスヌードルで代用するのがいいと思います。サテトムはカルディで買うのがたぶん一番安いです。
  • 粉末海老だしが無い場合、味の方向性は変わりますが鶏がらスープの素でも美味しいです。
作り方
  1. さつま揚げと油揚げを食べやすい大きさに切っておく。
  2. Ⓐを全て鍋に入れ、熱しながらよく混ぜ合わせておく。
  3. 別の鍋にお湯を沸かし、麺を茹でる。(茹で時間は基本的にパッケージ表示通りですが、茹で具合を見ながら調整。)
  4. ❷のスープにむきエビ、さつま揚げ、油揚げ、もやしを加えて温めておく。
  5. 麺が茹で上がったらお湯をしっかり切り、麺を短く切る。(長いままでもOK。)最後に麺とスープをあわせる。
  • 今回使った麺の茹で時間はパッケージ上では12~15分でしたが、少し芯が残っていたため17分ほど茹でています。
  • サテトムは油の部分の方が辛いため、辛味を抑えたい場合は油の量を少なくすると多少辛味を調整できます。
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