ソトアヤム|Soto Ayam
東南アジアらしいレモングラスの香りと、ターメリックの黄色い見た目が特徴的なインドネシアのスープ「ソトアヤム」。
ソトアヤムとはインドネシア語で「チキンスープ」の意味で、その名の通り、鶏の出汁と塩をベースにしたシンプルで優しい味のスープです。
鶏肉以外の具材には、キャベツ、茹で卵、トマト、春雨などがよく使われます。また、仕上げにライムを絞って酸味を足したり、サンバルで辛味を足したり、自分好みの味にカスタマイズするのが現地流です。
野菜もたくさん入っているので、体調がすぐれない時にも食べやすいスープですが、本格的に作ると下ごしらえも多く、準備の手間はかかる料理です。
時短したい場合は手羽元の代わりに鶏がらスープの素を使ったり、インスタントの「ソトアヤムの素」を試してみるのもオススメです。
材料

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水 | 1.2ℓ |
手羽元 | 8本 |
ささみ | 1~2本 |
ガランガル | 15g |
エシャロット | 60g |
ニンニク | 3片 |
マカダミアナッツ | 20g |
ターメリックパウダー | 小さじ1/2 |
レモングラス | 1本 |
カフェライムリーフ | 6~7枚 |
塩、砂糖 | 各小さじ1 |
春雨 | 25g |
キャベツ | 1/8個 |
もやし | 100~120g |
トマト | 8切れ |
茹で卵 | 2個 |
万能ねぎ(or パクチー) | 適量 |
フライドオニオン | 適量 |
ライム | 1/2個 |
- あまりスーパーで売っていない食材も使っていますが、ガランガルはショウガ、エシャロットは紫タマネギで代用できます。(ショウガの場合は、量を半分に減らす。)
- レモングラスは代用が効かないので必須です。フレッシュなものがあるとベストですが、無い場合は乾燥させたものでもOK。
- 辛味が欲しい場合はサンバルやチリソースを添えると本格的。味が薄い場合は塩か鶏がらスープの素などでご調整ください。
作り方
- 鍋にお湯を沸かし、手羽元とささみを2~3分ほど下茹でしアクを取る。
- ガランガル、エシャロット、ニンニクの皮を取り除き、マカダミアナッツとターメリックと一緒にブレンダーにかけてペースト状にする。
- 鍋に少量の油を熱し、香りが立つまで❷のペーストを弱火で炒める。
- ❸に水1.2ℓを加え、下茹でした鶏肉、レモングラス、カフェライムリーフを入れ、弱火で30分ほど煮込む。
- 火を止めて鍋からささみを取り出し、繊維に沿って細く裂いてから再び鍋に戻す。レモングラスとカフェライムリーフも取り除く。
- 春雨、千切りキャベツ、もやしを鍋に入れて余熱で火を通す。最後に塩、砂糖で味を整える。
- 器にスープと具を盛り、トマト、茹で卵、万能ねぎ(またはパクチー)、フライドオニオンを添える。好みでライムを絞る。
- ❹で手羽元を茹でる時、手間ですが肉と骨を分けてから鍋に入れると味がでやすいです。(骨だけ後で取り除きます。)