穴だらけのしみジュワ系パンケーキ:バグリール

バグリール|Baghrir
バグリールは、モロッコやアルジェリアで親しまれている”穴あきパンケーキ”です。
イースト発酵で生まれる無数の穴から、はちみつやバターがじゅわっと染み込むのが最大の魅力。
底面はしっかりと焼くのでカリッと仕上がりますが、表面は焼かずに蒸し上げるように火を通すため、もっちりとした食感も楽しめます。
ちなみに、穴あきパンケーキといえばイギリスのクランペットも有名ですが、これは小麦粉が主体で厚みもしっかりしています。
一方のバグリールは、セモリナ粉が主体で生地も薄めなので、食感や味わいはまったく別物です。
材料
 材料|約14枚(1枚=8~9㎝目安)
セモリナ粉 100g
Ⓐ小麦粉 40g
Ⓐドライイースト 小さじ1/2(2g)
Ⓐぬるま湯(40~42℃) 220ml
Ⓐ砂糖 大さじ1
Ⓐ塩 少々
はちみつ お好みで
バター お好みで
  • はちみつとバターの比率は基本的に1:1ですが、お好みで問題ありません。
  • あれば小さじ1/2程度のベーキングパウダーを加えると、穴がより安定して開きやすくなります。ただし、ドライイーストだけでも適切に発酵させれば穴は開くので、必須ではありません。
作り方
  1. ボウルにⒶの材料をすべて入れ、ダマが無くなり滑らかになるまでミキサーで撹拌する。
  2. ボウルにラップをかけ、常温で30分ほど置く。生地が少し膨らみ、表面に細かい泡が出ていれば発酵完了。
  3. フライパンを弱~中火にかけ、油をひかずに生地を1枚分ずつ流し入れて底面を焼く。
  4. 表面にぽつぽつと穴が開き、生地が乾いたら焼き上がり。焼くのは底面だけなので裏返さない。
  5. ハチミツと溶かしたバターを混ぜ合わせ、たっぷりとかける。
  • 厚く焼いてしまうと「穴が開きにくい&表面に火が通りにくい」ので、生地は薄めに広げるのがポイント。
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