クミンが決め手!モロッコのミートボールタジン:ケフタタジン

ケフタタジン|Tajine de Kefta
ケフタタジンは、いわゆるミートボールタジン。家庭にもレストランにも登場するモロッコの定番タジンです。
イスラム圏なのでミートボールには基本的に牛かラムを使いますが、日本で作るなら牛豚の合い挽き肉でもいいと思います。
ケフタタジンのようにミートボールをトマトで煮込む料理は世界中にあるわけですが、「モロッコらしさ」のポイントとなるのがクミンの存在。
クミンがミートボールにもトマトソースにも使われ、料理全体をまとめる土台になっています。
また、卵を落として半熟に仕上げるスタイルも特徴。半熟の黄身がソースに混ざると、一層コクが出ます。
ちなみに、日本のモロッコレストランではクスクスが一緒に提供されることも多いですが、現地ではパンでソースをすくって食べるのが一般的です。
材料
 材料|1~2人分
■ミートボール
 牛ひき肉 180g
 タマネギ 1/4個(60~70g)
 クミンパウダー 小さじ1
 パプリカパウダー 小さじ1/2
 コリアンダーパウダー 小さじ1/2
 イタリアンパセリ 2~3本分
 黒胡椒・塩 適量
■トマトソース
 ニンニク 1片
 タマネギ 1/4個
 クミンパウダー 小さじ1/2
 パプリカパウダー 小さじ1/2
 カットトマト缶 150g
 塩 お好みで
■仕上げ
 卵 1個
 イタリアンパセリ 適量
作り方
  1. 【ミートボール】タマネギとイタリアンパセリをみじん切りにする。ボウルに材料を全て入れて練り混ぜ、1個あたり20~25g程度の大きさに成形する。
  2. 【トマトソース】タジン鍋にオリーブオイルを熱し、みじん切りにしたニンニクを弱火で炒める。
  3. 【トマトソース】ニンニクの香りが出てきたら、タマネギを加えてしんなりするまで炒める。
  4. 【トマトソース】クミンパウダー、パプリカパウダーを加え、軽く炒めて香りを立たせる。
  5. 【トマトソース】カットトマト缶を加えて軽く煮立たせる。塩で味を整える。
  6. 【仕上げ】トマトソースの上にミートボールを並べ、蓋をして弱~中火で10分ほど煮込む。
  7. 【仕上げ】ミートボールに火が通ったら、タジン鍋の中央に卵を割り入れる。再び蓋をして、卵が半熟になるまで2~3分ほど煮込む。
  8. 【仕上げ】火を止め、仕上げに刻んだイタリアンパセリを散らす。

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