【カレーの一種】カリフラワーとジャガイモの炒め煮:アルゴビ

アルゴビ(Aloo Gobi)とは?

アルゴビはカリフラワーとジャガイモの炒め煮(=サブジ)のことですが、ターメリックなどのスパイスをふんだんに使うため、日本ではカリフラワーとジャガイモの「カレー」と言った方が馴染みがあるかもしれません。

地域的には北インドを中心に、パキスタンやネパールでも食べられている料理ですが、使う野菜やスパイスにはかなりのバリエーションがあります。

そのため、このスパイスを使わなければならない、というような正解はないように思いますが、ターメリック、クミンシード、ガラムマサラ、ニンニクはほぼ確実に使われる印象です。

なお、本格的なアルゴビのレシピではヒング(=アサフェティダ)という非常に臭いスパイスを使うことがありますが、(私の経験上では)単体で販売しているお店を見たことがありません。ヒング要素を入れたい場合は、多少は手に入りやすいチャットマサラ(=ヒングが混合されているミックススパイス)がオススメです。

チャットマサラはインド料理では色々な料理に使われるのであると意外に便利ですが、いかんせん臭いがかなり独特なので、無理に入れる必要はありません。(硫黄臭と例えられます。)

材料

<分量:2~3人分>

カリフラワー:1株
ジャガイモ:2~3個
トマト:1個
タマネギ:1/2個
油:大さじ1
クミンシード(ホール):小さじ1/2
にんにく(すりおろし):小さじ1
しょうが(すりおろし):小さじ1
チャットマサラ:小さじ1/4
ターメリック:小さじ1/2
ガラムマサラ:小さじ1
コリアンダーシード(パウダー):小さじ1/2
水:50ml
カイエンペッパー:小さじ1/4(お好みで)
コリアンダー(葉):適量(お好みで)
  • スパイスの分量はカリフラワーとジャガイモのサイズによっては調整が必要かもしれませんが、チャットマサラとカイエンペッパーさえ入れすぎなければ失敗することはないと思います!

作り方

  1. カリフラワーとジャガイモを一口大に切り、下茹でする。
  2. タマネギはみじん切りに、トマトは一口大に切る。
  3. フライパンに油を入れ、クミンシードを弱火で炒める。クミンシードの周りから細かい気泡が出てくるようになったらタマネギ、にんにく、しょうが、チャットマサラを加え、タマネギが飴色になるまで炒める。
  4. トマトを加え、トマトの水分を飛ばすように炒める。
  5. ターメリック、ガラムマサラ、コリアンダーシード、カイエンペッパーを加え、馴染ませるように混ぜながら炒める。
  6. 茹でたカリフラワーとジャガイモ、水を加え、スパイスと馴染むように炒め煮する。最後にコリアンダーの葉をお好みで散らして完成。
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