【オランダの飢えを救った冬の定番料理】ヒュッツポット

ヒュッツポットとは?

ヒュッツポットは「ニンジン入りのマッシュポテト」というシンプルな料理。

オランダ料理として同じく有名なスタンポットの一種です。

日本のマッシュポテトと言えば「メイン料理の添え物」というイメージですが、ヒュッツポットはそれ自体がメイン料理です。逆に牛肉の煮込みやソーセージをヒュッツポットに添えて食べます。

ちなみにヒュッツポットはオランダの歴史にも少し関係があります。

かつてオランダはスペインに統治されていた時代がありましたが、独立戦争時にオランダの都市ライデンの市民を飢えから救ったのがヒュッツポットだったと言われています。

今でもその記念日である10月3日はヒュッツポットを食べて祝うそうです。

材料

<分量:3~4人分>

ジャガイモ:大3個(450g目安)
ニンジン:1本(150g~200g)
タマネギ:1/2個(100g)
バター:30g
牛乳:50ml
塩、胡椒:適量
ソーセージ:好きな本数で
  • ニンジンは甘い品種を使うのが良いらしいですが、普通のニンジンでもOKです。
  • ジャガイモもニンジンもサイズによって大きさが異なるので、グラムはあまり厳密でなくとも大丈夫ですが、牛乳の量はマッシュポテトが水っぽくなりすぎないようにご調整ください。

作り方

ジャガイモとニンジンは皮を剥いて乱切りにする。タマネギは薄切りにする。
深めの鍋にオリーブオイルを適量ひき、タマネギを軽く炒める。
ジャガイモとニンジンも加え、野菜が全て浸るまで鍋に水を入れる。10~15分ほど煮て、野菜が柔らかくなったら水を切る。
温かいうちにマッシャーでジャガイモとニンジンを細かく潰す。
バター、温めた牛乳、塩、胡椒を加えて混ぜ合わせる。お皿に盛り、焼いたソーセージを添えて完成。
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