【カンボジア風ステーキ】黒胡椒の香りがポイント：ロックラック / 異文化キッチン

ロックラックとは？

『ロックラック』はカットした牛肉をオイスターソースや醤油で炒めたカンボジアの料理です。黒胡椒の辛味、ライムの酸味、オイスターソースや醤油による甘辛い味付けが特徴です。

元々はボー・ルックラック（Bo luc lac）という同じような料理がベトナムにあり、ベトナムがカンボジアを植民地化した際に流入した料理とされています。

ロックラックはレタスやトマト、キュウリ等が添えられてサーブされることがほとんどですが、レタスで肉や野菜を巻き、黒胡椒とライムのソースを少しつけて食べるのが定番の食べ方です！

＜分量：2人分＞

＜ロックラック＞
牛サーロイン：300ｇ
ニンニク：1片
オイスターソース：大さじ2
醤油：小さじ2
ナンプラー：小さじ2
砂糖：小さじ2
片栗粉：小さじ1
黒胡椒：10ガリガリくらい

＜ソース＞
ライム果汁：1個分
黒胡椒：15~20ガリガリくらい
鷹の爪：ひとつまみ

＜付け合わせ＞
トマト：1個
キュウリ：1/2本~1本
紫タマネギ：1/4個
サラダ菜（レタス等）：3~4枚

胡椒は「カンポットペッパー」というカンボジア産の胡椒を使うと本格的です。カンポットペッパーは「胡椒のシャンパン」とも呼ばれ、普通の胡椒より香りがふくよかで、辛みも強い点が特徴です。
付け合わせの野菜は他の野菜でも問題ありませんが、牛肉を巻けるような葉物野菜はあると良いです。分量はお好みで大丈夫です。両面焼きした目玉焼きを添えることも多いようです。
野菜やライムソースと一緒に食べる前提で牛肉の味付けを濃くしているので、単体では少ししょっぱく感じるかもしれません。お好みで醤油やナンプラーを減らしてご調整ください。