【ちょっと苦いけどホッとする味】ゴーヤのスープ:カインコークア

国旗クリックで国別のページに飛びます

カインコークアとは?

カインコークアはベトナム南部でよく食べられる、ゴーヤの肉詰めスープです。カインがスープ、コークアがゴーヤを意味します。鶏がらベースのあっさりとしたスープとゴーヤの苦味で、夏にピッタリなスープです。

ベトナムのゴーヤを食べたことはないのですが、日本のゴーヤに比べると苦味は控え目らしいので、日本のゴーヤで作る場合は塩や砂糖で揉むなど、しっかりとゴーヤの苦味取りをしておくのがオススメです。(苦味が問題ない方は、特に気にしなくても大丈夫です。)

なお肉詰め系の料理ではありがちですが、煮ている間に肉が剥がれがちです。ただし後からはめ込めば良いだけなので、あまり気にしなくても良いと思います。

材料

<分量:3~4人分>※スープ(副菜)として

<ゴーヤの肉詰め>
ゴーヤ:1本
Ⓐ豚ひき肉:150g
Ⓐ長ネギ(白い部分):25g
Ⓐ乾燥きくらげ:2~3g
Ⓐ鶏がらスープの素:小さじ1
Ⓐ塩胡椒:適量
<スープ>
お湯:1リットル
鶏がらスープの素:大さじ2
ニョクマム or ナンプラー:大さじ1強
鷹の爪:適量
万能ねぎ:適量
パクチー:お好みで
  • 必要なお湯の量は鍋によって変わりますが、ゴーヤ全体が浸かるくらいが目安です。ゴーヤの苦味はスープにも沁み出てくるので、お湯の量が少なすぎると苦味が強くなります。調味料の量はお湯の量に応じて、ご調整ください。
  • ゴーヤのサイズによって詰められる肉ダネの量も変わりますが、余ったらそのまま肉団子のスープにもできるので、多めに作っても問題ありません。

作り方

  1. ゴーヤを2cm幅に切る。種とワタを取り除き、塩もみしておく。
  2. ゴーヤから水分がでてきたら塩を洗い流し、キッチンペーパーで水気をふき取る。
  3. 乾燥きくらげをぬるま湯に浸けて戻してからみじん切りにする。長ネギもみじん切りにする。
  4. Ⓐの食材を混ぜ合わせて肉ダネを作る。
  5. ゴーヤに肉ダネを詰め込む。
  6. 深めの鍋でお湯を沸かし、鶏がらスープの素、ニョクマム、ゴーヤの肉詰めを入れて弱火で15分ほど煮込む。
  7. 鷹の爪と万能ねぎ、お好みでパクチーを加えて完成。
  • 肉ダネは煮込むと縮むため、ゴーヤからはみ出るくらいギュッと詰め込むと肉が剥がれづらくなります。
  • もしくは最初はゴーヤを幅太めに切っておき、食べる直前に2cm幅くらいに切る剥がれづらいです。
タイトルとURLをコピーしました