【メインは肉?それともパスタ?】緑のパスタ:タジャリン・ヴェルデ

『タジャリン・ヴェルデ(Tallarines Verdes)』とは?

タジャリン・ヴェルデはジェノベーゼパスタの一種ですが、イタリア料理ではなくペルー料理です。肉の主張が激しいですが、あくまでパスタがメインで肉は付け合わせです。

もともとイタリア系移民の影響で生まれた料理ですが、

・ペーストにはバジルの他に、ほうれん草も使う
・フレッシュチーズ、牛乳を使うためクリーミー

という点が、本来のジェノベーゼとは異なるところです。

ちなみにタジャリン・ヴェルデという名前は、スペイン語で見た目の通り「緑の麺」を意味しています。

なお、今回のレシピでは付け合わせに牛肉を使っていますが、鶏肉だったり目玉焼きだったり、そもそも付け合わせが無かったりとバリエーションは色々あります。

材料

【A】ジェノベーゼソース(作りやすい量)
バジル:25g
ほうれん草:30g(2~3束)
ニンニク:2片
パルメザンチーズ:大さじ3
松の実:10g
オリーブオイル:70ml
塩:ふたつまみ
*バジルとほうれん草は葉のみの重量
*出来上がり量は150g前後になります
*バジルは仕上げ用に数枚残します
【B】タジャリン・ヴェルデ(二人前)
パスタ(タリアテッレ):200g
ジェノベーゼソース:50g
牛乳:30ml
フレッシュチーズ(カッテージチーズ):20g
パスタのゆで汁:20~30ml
ステーキ肉:お好みの部位、分量で
  • パスタの種類はなんでも問題ありませんが、リングイネ、フェットチーネ、タリアテッレなどの平たい麺がオススメです。
  • チーズは本場のペルーでは「Queso Fresco」と呼ばれるチーズを使いますが、これはいわゆるフレッシュチーズのことです。代用品としてはカッテージチーズやフェタチーズなどがよく使われます。
  • フェタチーズを使う場合、チーズ自体の塩味が強いためご注意ください。

ちなみに、バジルはこの一袋で25gでした。

作り方

  1. バジル、ほうれん草の葉を茎から外す。葉が汚れている場合はサッと水洗いし、水気をよくふき取る。また、松の実は軽く炒っておく。
  2. ミキサーに【A】の材料をすべて入れ、ペースト状にする。
  3. 塩分濃度1%のお湯でパスタをゆでる。ゆで時間は使う麺の標準時間に従う。
  4. 並行してステーキ肉を焼いておく。塩、胡椒で味付けをする。
  5. 【A】のジェノベーゼソース、牛乳、カッテージチーズ、パスタのゆで汁と、ゆで上がったパスタと和える。
  6. パスタとステーキ肉をお皿に盛りつける。バジルの葉も添えて完成。
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