デンマークのミルク粥は二度おいしい:リセングロ

リセングロ|Risengrød
リセングロは温かいミルク粥にシナモンシュガーとバターをかけて食べる、デンマークのクリスマスには欠かせない主食の一つ。
ただしミルク粥(またはライスプディング)自体は世界中で広く親しまれている料理で、シナモンを使うスタイルも決して珍しくはありません。

では、デンマークならではの特徴は何でしょうか?

それは残ったミルク粥に少し手を加えて「リス・アラマン」というデザートにもなること。

リス・アラマンは冷ましたミルク粥に生クリームとアーモンドを混ぜ、温かいチェリーソースをかけるデザート。こちらもデンマークのクリスマスには欠かせない料理になっています。

なお、スウェーデンやフィンランドも同じような食べ方をするので、ミルク粥を主食とデザートとして二度楽しむのは厳密には北欧ならではの食文化と言えそうです。

材料
 材料|2~3人分
お米 1合(約150g)
200ml
牛乳 600ml
2~3つまみ
シナモンパウダー 大さじ1
砂糖 大さじ1.5
バター 10~15g
作り方
  1. お米を水で1回サッとそそぐ。
  2. 鍋で水を沸かし、お米を入れて弱火で4分ほど煮込む。
  3. 牛乳を加えて再び煮立たせる。沸騰したら弱火に落とし、20~25分ほど煮込む。お粥のようになったら火を止め、塩を加えて混ぜ合わせる。
  4. シナモンパウダーと砂糖を混ぜ、全体にかける。最後に冷たいバターを乗せる。
  • 牛乳を加えると底が焦げ付きやすくなるので、定期的にかき混ぜるようにしてください。特に水分が少なくなり、とろみが出てきてからは要注意です。

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