インドネシア

世界一って本当?とにかく煮込んでみればいいじゃない:ビーフルンダン

CNNの「世界の料理ベスト50」で1位に輝いたルンダン。インドネシアなどで食べられる牛肉のスパイス煮込みで、ほろほろ柔らかい牛肉や、様々なスパイスが凝縮された旨味には説得力があります。伝統的なレシピでは4~8時間も煮込んで水分を完全に飛ばしますが、今回はそこまで時間をかけず、ソースを少し残すタイプに仕上げています。
シンガポール

低温調理でしっとり、鶏むね肉と三種のソース:海南鶏飯

言わずと知れたシンガポール料理「海南鶏飯」。茹でた鶏肉と、鶏肉の茹で汁で炊いたご飯をセットで味わうシンプルな料理です。日本では鶏もも肉を使うのが主流な印象ですが、今回はあえての鶏むね肉。鶏むね肉の海南鶏飯もとても美味しいんですが、火を入れすぎるとパサつくので低温調理器でしっかり温度と加熱時間を管理しましょう。
マレーシア

あなたはどっち派?白バク vs 黒バク:マレーシアの黒バクテー

バクテーには大きく分類して潮州系と福建系があり、マレーシアで主流となっているのが福建系です。ニンニクと白胡椒ベースのあっさりした潮州系に比べ、福建系は中国醤油やスパイスを使うため色・味・香りが濃いのが特徴です。味は全く違うので別物と考えていただいた方が良さそうです。
シンガポール

あなたはどっち派?白バク vs 黒バク:シンガポールの白バクテー

バクテーはマレーシアとシンガポールの定番料理。実はバクテーには福建系と潮州系があり、マレーシアでは福建系、シンガポールでは潮州系がポピュラー。そして今回ご紹介するのは潮州系。潮州系はニンニクとホワイトペッパーが効いた、キレのある味わいが特徴です。スープの色も澄んでいて上品な味です。
デンマーク

カリカリ皮のローストポーク:フレスケスタイ

デンマークのユールフロコスト(=クリスマスパーティ)では定番のローストポーク。皮付きの豚ロースを皮がカリカリになるまで焼き、紫キャベツの蒸し煮とキャラメルポテトを添えるところまで定番。ただし日本では皮付きの豚ロースがまず売っていないため、豚バラを使って作るのが一般的です。
デンマーク

豚肉とリンゴの甘酸っぱいソテー:エーブルフレスク

豚肉をカリカリに焼き、豚の脂でリンゴとタマネギを炒める。シンプルだけどとてもデンマークらしい料理です。ただ注意したいのはリンゴの品種。必ず紅玉など酸味がある品種を使いましょう。サンふじなど甘味が強い品種を使うと甘ったるくなってしまうのでご注意ください。
デンマーク

カリカリ豚バラ肉のイタパセソース添え:ステクトフレスク

デンマークの国民食といえば「スモーブロー」と...思いきや、実は過去に「デンマークの国民食」を決める投票でスモーブローを抜いて一位に輝いたこともあるステクト・フレスク。カリカリに焼いた厚切りの豚バラ肉を、イタリアンパセリがたっぷり入ったベシャメルソースで食べる料理です。
オランダ

【コロコロ丸くて小さいコロッケ】ビターバレン

ビターバレンはオランダのファストフードで、ボール型コロッケのようなもの。フランス発祥でオランダ料理にもある「クロケット」に似ていますが、クロケットは円筒型、ビターバレンはボール型と形が違うほか、ビターバレンではナツメグを使うのが大きな特徴です。
オランダ

【肉を肉で巻く肉好きのための料理】スラヴィンケン

スラヴィンケンは牛と豚の合い挽き肉をベーコンで巻いた料理。「肉×肉」な上にバターで焼くことが多いので、けっこうハイカロリー。日本での知名度は皆無に等しいと思いますが、オランダではスーパーでも普通に売ってるくらいのメジャーな料理です。
オランダ

【美容師が考案したファストフード!?】カプサロン

カプサロンは2003年にロッテルダムで考案されたファストフード。フライドポテトにケバブやチーズをのせて焼き、ガーリックソースやサンバルをかけて食べる料理です。カプサロンとは「美容院」の意味で、とある美容師から度々リクエストされて作られたことに由来しています。