フレスケスタイ|Flæskesteg
デンマークのユールフロコスト(=クリスマスパーティ)では定番のメニュー、フレスケスタイ。
皮付きの豚ロースを皮がカリカリになるまで焼き上げるのが特徴で、紫キャベツの蒸し煮(=リュドコール)とキャラメルポテト(ブルネデカトフラ)を添えるのがほぼ定番の形になっています。
塊肉にクローブとローリエを差し込んで焼くため、見た目にもインパクトがあり、とてもパーティ向けの料理です。
ちなみにフレスケスタイで最も重要なのは「皮付き」の豚肉を使うこと。
といっても日本で手に入る皮付きの豚肉といえばバラ肉くらい。ロース肉はまず売っていません。
そのため日本で作る場合はバラ肉を使うのが一般的で、今回のレシピでも豚バラを使っています。
ただ、皮が無いという点だけ無視すれば、豚バラより豚ロースで作る方が個人的には好きです。。。
材料

- ローリエとクローブの量は目安です。切れ目ごとにローリエかクローブを1枚(1本)ずつ差し込むイメージです。
作り方
- 豚バラの皮と脂身部分に、6~7㎜の間隔で切り目を入れる。(皮が固い場合は皮面を少しお湯に浸けておくと切りやすくなります。赤身の部分は切らないようにします。)
- 皮の切れ目にクローブと縦半分に切ったローリエを差し込み、全体に塩を適量まぶす。(ローリエは半分に切った方が香りが出やすく、切れ目にも差し込みやすいです。)
- 200℃に予熱したオーブンで30分ほど焼く。(焼き時間はオーブンの機種や肉の大きさによって変わります。皮がカリカリに焼けていれば大体大丈夫です。)
- 皮の切れ目に沿って肉を薄く切り出し、お好みで黒胡椒を散らす。
- リュドコールとブルネデカトフラ(キャラメルポテト)を添える。
- 付け合わせがあるのでフレスケスタイ自体は塩胡椒のみでも美味しく食べれますが、お好みでグレイビーソースやクランベリーソースをかけてお召し上がりください。
