パン粉いらずのインドネシア風コロッケ:プルクデル・クンタン

プルクデル・クンタン|Perkedel Kentang
インドネシア風のジャガイモコロッケ、プルクデル・クンタン。
語源はオランダから伝わった Frikadel(フリカデル)というミートボールですが、それがインドネシアでアレンジされ、なぜか揚げ物になったのがプルクデルです。
さらになぜか肉ではなく、今回のようにジャガイモ(クンタン)を使うのがインドネシアではポピュラー。
潰したジャガイモを成形して揚げるという点ではコロッケに近いですが、衣に小麦粉もパン粉も使わず、卵液だけをまとわせて揚げるのが特徴です。
さらにナツメグを加えることで、一般的な洋風コロッケとはひと味違う風味に仕上がります。
単体でももちろん食べられますが、どちらかというとソトアヤムやナシ・チャンプルなどに添えられる副菜として登場することが多い料理です。
材料
 材料|8個分
ジャガイモ 2個(約300g)
シャロット* 30g
ニンニク 1片
Ⓐ鶏がらスープの素 小さじ1
Ⓐナツメグ 小さじ1/2
Ⓐ卵黄 1個
Ⓐ万能ねぎ 4g
Ⓐ白胡椒 適量
全卵 1個
  • シャロットは紫タマネギで代用できます。
  • 1個の大きさは、2口で食べられるくらいの小ぶりサイズです。
作り方
  1. ジャガイモは皮をむき、適度な大きさに切る。シャロットとニンニクは薄くスライスする。
  2. ジャガイモを、表面が色づきカリッとするまで油で揚げる。
  3. シャロットとニンニクも、うっすらと色づくまで低温の油でじっくり揚げる。(苦くなるので揚げすぎには注意。)
  4. 油を切ったジャガイモ、シャロット、ニンニクをボウルに移し、Ⓐの材料を加えてマッシャーなどで潰しながら混ぜる。
  5. ④の生地を8等分にし、平たい円形に整える。
  6. 溶き卵にくぐらせ、全体に卵液をまとわせる。

  7. 170~180℃の油で両面がキツネ色になるまで揚げる。(食材にはすでに火が通っているので、揚げ時間は表面の色だけを目安にすればOK。)
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