

クタブ|Qutab
クタブは、薄く伸ばした生地で具を包み、半円型にして焼くアゼルバイジャンの代表的な料理です。
生地は小麦粉・水・塩だけで作るシンプルなものですが、中に包む具はさまざま。
代表的な種類には、季節のハーブを使ったものや、ラムのひき肉を使うもの、カボチャを使うものなどがあり、いずれもアゼルバイジャンでは軽食・ストリートフードとして親しまれています。
今回の記事で紹介するラム肉のクタブは、肉の旨味にほのかな酸味を添えるためザクロを入れるのが特徴です。
また、食べるときはヨーグルトを添えたり、果実を乾燥させて粉末にしたスパイス「スマック」を振りかけるのが定番です。
材料

| ■生地 | |
| ‐薄力粉 | 120g |
| ‐水 | 55ml |
| ‐塩 | 1.5g |
| ■肉餡 | |
| ‐ひき肉(ラム) | 100g |
| ‐たまねぎ | 20g |
| ‐塩・黒胡椒 | 適量 |
| ‐ザクロ | 15~20g |
| ■仕上げ | |
| ‐バター | 適量 |
| ‐スマック | 適量 |
| ‐ヨーグルト | 適量 |
- ラムのひき肉がない場合は、牛ひき肉でも代用可能です。
- スマックは酸味があるスパイスです。日本の食材で例えるなら赤ジソふりかけ(ゆかり)に少し近い印象です。
作り方
- <生地を作る>
ボウルに薄力粉と塩を入れ、水を加えながら混ぜる。ひとまとまりになったら、表面がなめらかになるまでよくこねる。 - 生地をラップなどで覆い、室温で30分ほど休ませる。
- <肉餡を作る>
タマネギをみじん切りにし、ラムのひき肉、塩、黒胡椒と混ぜ合わせる。ザクロの実を加え、潰さないよう軽く混ぜる。 - <生地を伸ばして具を包む>
休ませた生地を四等分にして丸める。台に打ち粉(分量外)をし、直径18㎝ほどの円形に生地を伸ばす。 - 生地の片側半分に肉餡を薄く広げる(縁は1㎝ほど空けておく)。中の空気を抜きながら半円形に折りたたみ、縁をしっかり閉じる。
- <焼き上げ&仕上げ>
フライパンを中火で熱し、油をひかずに⑤の生地を焼く。表面に焼き色が付いたら裏返し、肉に火が通るまで両面を焼く。 - 焼きあがったら、温かいうちに表面にバターを塗る。お好みでスマックを振り、ヨーグルトを添える。
- 今回のレシピはザクロを③のタイミングで混ぜ込んでいますが、⑤のタイミングで肉の上に散らす形でも問題ありません。
- 餃子と違って薄く焼き上げるのが特徴なので、肉餡は厚く盛らないようにするのがポイント。
- 現地では半円形に包んだ後、端をピザカッターなどで薄く切り落として形を整えることもあります。