ブローチェ・ハーリング|Broodje Haring
ハーリングは日本でいうニシンのことで、塩漬けにしたハーリングをピクルスやタマネギと一緒に食べるのがオランダでは定番。ブローチェ・ハーリングはそれをパンに挟んでサンドイッチにしたものです。
オランダでハーリングは1年を通して食べられますが、5~6月頃に出回るものは新ニシンと呼ばれ、脂が乗っているのが特徴。
漁の解禁日にはイベントが催されるなど、夏の風物詩になっています。
ちなみに、強烈な臭気で知られるスウェーデンのシュールストレミングもニシンですが、ハーリングは魚臭さこそ多少あれど普段から生魚を食べる習慣がある日本人には全く問題ないレベルだと思います。予想以上に脂が乗っていて、よくあるサーモンサンドにも劣らない美味しさです。
ただ今まで気にしたことがありませんでしたが、日本のスーパーでは甘露煮や身欠きニシンはあれど、生のニシンはあまり置いてないんですね…ということで今回は塩漬けニシンを取り寄せて作ってみました。
材料
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ニシンの塩漬け | 1尾 |
ガーキンス | 1本 |
タマネギ | 10g |
バゲット | 1個 |
作り方
- ガーキンスを薄くスライスする。タマネギはみじん切りにする。
- ガーキンスのピクスル液を少し取り、タマネギを10分ほど浸けておく。
- バゲットに切り込みを入れる。
- バゲットにニシン、ピクルス、タマネギを挟む。
- 辛味を抑えるために今回はタマネギを細かく刻んでいますが、本場ではもう少し粗めに切ります。
- 冷たいまま食べる料理なので、トーストしたりはしません。