ジョージアの名物パンでチーズにおぼれる：アジャリアン・ハチャプリ

アジャリアン・ハチャプリ（Adjarian Khachapuri）とは？

ハチャプリはジョージアのチーズパン。地域によって形状にバリエーションがあり、今回のように目玉のような形に成形したハチャプリはアジャリア地方のものです。（舟形や開いたブーツのような形とも表現されますが、その例えはいまいちピンときませんでした・・・）

ジョージア語では「ハチョ」がチーズ、「プリ」がパンを意味しているので、その名の通りチーズがメインのパンです。

そのままかぶりつくのではなく、中央のチーズと卵黄を混ぜ合わせ、周りのパンをディップして食べます。

ちなみに本場で使われるのは「スルグニ」と「イメルリ」というチーズですが日本では手に入らないため、それぞれモッツァレラチーズとフェタチーズで代用することが多いです。

もしフェタチーズもなければカッテージチーズ、さらにカッテージチーズもなければ普通のピザ用チーズでも大丈夫です。

材料

＜分量：２個分＞

作り方

1. 砂糖、塩、ドライイースト、オリーブオイルに、40～45℃程度に熱したお湯と牛乳を加えて混ぜ合わせる。
2. 強力粉をボウルにふるい入れ、1.と混ぜ合わせて捏ねる。粉気がなくなり生地がまとまったら、ラップをかけて常温で30～40分ほど発酵させる。
3. 発酵が完了した生地を2等分にし、円形にのばす。伸ばした生地を上下から巻き、左右の生地をつまんでくっつける。生地の中央部分を開き、目玉型（舟形）に成形する。
4. フェタチーズ（またはカッテージチーズ）とモッツァレラチーズを適度な大きさにちぎって混ぜ合わせ、生地中央の窪みに敷き詰める。
5. 200℃に熱したオーブンで15～20分焼く。（オーブンによって火力に差があるため、焼き時間は生地の状態を見ながらご調整ください。）
6. 卵黄をパンの中央に乗せ、オーブンで1～2分焼く。最後にバターを乗せて完成。（バターは卵黄と同タイミングで加熱してもOKです。）

円形にした生地を上下から巻く

左右の生地をつまんで閉じ、中央部分を広げる