シシグ(Sisig)とは?
シシグは豚の頬肉、耳、内臓など様々な部位を醤油や唐辛子で炒めて作る、フィリピンの定番料理です。
もともとフィリピンのパンパンガ州という地域で発祥した料理ですが、今ではどこでも食べれるフィリピンのソウルフードと言っても過言ではないでしょう。
味付けも濃く、油っぽい料理なのでビールやお米のおともに最適ですが、添えられている柑橘類の果汁をかけて食べると、少し酸味のあるスッキリとした味わいも楽しめます。
本来は様々な部位を使って作る料理ですが、今回はアウトドアご飯としても簡単に作れるように豚バラ肉だけ作るレシピを紹介します。
(ちなみにフィリピンのビールと言えばサンミゲルが一番有名ですね… …フィリピンはビールに氷を入れて冷やすスタイルなので、シシグと一緒に飲むときはフィリピンスタイルで是非お試しください…!)
材料
<分量:二人前>
豚バラブロック:300g
紫玉ネギ:1/2個
にんにく:2片
醤油:大さじ1
マヨネーズ:15g
鷹の爪(輪切り):1本分
卵:1個
青ネギ:ひとつまみ
ライム:1/4個
紫玉ネギ:1/2個
にんにく:2片
醤油:大さじ1
マヨネーズ:15g
鷹の爪(輪切り):1本分
卵:1個
青ネギ:ひとつまみ
ライム:1/4個
- 豚バラ肉のほかにレバーや豚耳も使うと、より本場らしくなります。
- 紫タマネギではなく、普通のタマネギでも問題ありません。
- ライムはスダチやレモンなど、酸味のある柑橘類で代用可能です。本場ではカラマンシー(日本では四季柑や四季橘として流通)を使います。
作り方
- ニンニクは輪切りに、紫タマネギと豚バラ肉は細かくダイス状にカットする。
- スキレットで豚バラ肉をカリカリになるまで炒める。豚バラから脂が大量に出るので、事前に油を引いておく必要はありません。
- 一旦豚バラ肉を取りよけ、紫タマネギとニンニクを炒める。紫タマネギは半透明になるまで、ニンニクは黄金色に色づくまで炒める。脂が多すぎる場合は、適度に取り除く。
- 豚バラ肉をスキレットに戻し、醤油、マヨネーズ、鷹の爪を加えて混ぜ合わせる。
- 中央に窪みをつくり、卵を割り入れる。弱火のまま蓋をして、白身に火を通す。
- 仕上げに青ネギを散らし、ライムを添えて完成。
- スキレットで作る前提で記載していますが、フライパンでも作り方は変わりません。
- 卵は全卵ではなく、卵黄だけ使うパターンもあります。卵黄のみであれば、蓋をして火を通す工程は省略できます。