【魯肉飯よりヘルシー】台湾が誇るどんぶり飯の双璧:鶏肉飯

鶏肉飯(ジーローファン)とは?

台湾料理のどんぶり飯といえば魯肉飯が有名ですが、鶏肉飯もおさえておきたい料理です。

鶏肉飯は茹でてほぐした鶏むね肉を白米にのせ、醤油やスパイス、鶏むね肉の煮汁などで作るタレをかけて食べる料理です。

タレの味付けは魯肉飯に似ていますが、豚バラ肉ではなく鶏むね肉を使う分、魯肉飯よりはヘルシーです。

ちなみに鶏肉飯で重要なのは「油」の風味。
タレには鶏皮から出てくる油や、長ネギを炒めて香りを移したネギ油も使うのですが、この油だけでもご飯が進みます。

鶏むね肉をパサつかせずに、しっとりと仕上げるのもポイントです。

材料

<分量:2人分>

長ネギ(緑の部分):1本分
ショウガ(茹で用):10g
鶏むね肉(皮付き):250~300g
塩:2つまみ
長ネギ(白の部分):1本分
サラダ油:大さじ3
Ⓐニンニク:1片
Ⓐショウガ(タレ用):5g
Ⓐ醤油:大さじ2
Ⓐ三温糖:小さじ2
Ⓐ五香粉:小さじ1/3
Ⓐオイスターソース:小さじ1
Ⓐ茹で汁:大さじ5
白米:2杯分
たくあん:適量
キュウリ:1/4本
カンタン酢:適量
  • パクチーを使うレシピもよく見かけますが、鶏肉飯にパクチーを使うことは本来ないそうです。
  • 本来は長ネギではなく、エシャロットでタレを作ります。ただしエシャロットは日本ではあまり売っていないので、長ネギかタマネギで代用します。
  • 上記のレシピは、タレを少し多めに作ってます。

作り方

  1. 鍋に水、長ネギの緑の部分、薄くスライスしたショウガ10g分と塩を入れて沸かす。(水の分量は鶏むね肉がしっかり浸るくらい。鍋は蓋ができるものが良いです。)
  2. 鶏むね肉から鶏皮の部分を剥いでおく。
  3. お湯が沸いたら鶏むね肉を鍋に入れ、中火で5分加熱する。その後、火を止め蓋をし、15分~20分余熱で鶏むね肉に火を通す。
  4. 鶏むね肉に火を通している間に、タレを作る。まずは、鶏皮をフライパンでカリカリになるまで焼く。焼くと皮から油がでてくるので、油も捨てずにとっておく。鶏皮は細かく刻む。
  5. ニンニクとショウガをみじん切りにする。 長ネギは小口切りにする。
  6. フライパンにサラダ油を入れ、長ネギを弱火でじっくり揚げ焼きにする。長ネギがきつね色になってきたら、Ⓐの食材、④の油と鶏皮を加えて弱火にかけながら混ぜ合わせる。
  7. 鶏むね肉を鍋から取り出し、手かフォークでほぐす。細くほぐしすぎると水分が抜けてパサつくので、おおざっぱにほぐす。
  8. 白米に鶏むね肉をのせ、タレをかける。付け合わせでたくあんと、カンタン酢で和えた薄切りキュウリを添えて完成。
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