ザアルーク(Zaalouk)とは?
ザアルークは、焼いたナスをスパイスやトマトと混ぜ合わせてペースト状にしたモロッコ料理です。
温サラダとしてザアルーク単体で食べても良いですが、一般的にはパンのディップとして食べられています。
ナスをペーストにする調理方法は日本ではあまり馴染みが無いかもしれませんが、実は中東や地中海沿岸の国々ではわりとメジャーでバリエーションも様々です。
例えば、ザアルークはナス×トマトの組み合わせですが、ナス×タヒニ(中東の練りゴマ)を組み合わせたババガヌーシュや、ババガヌーシュにさらにヨーグルトを加えたムッタバルなどがあります。
いずれもパンと一緒に食べる点は共通です。
ちなみに出来立ての温かい状態も美味しいですが、一晩寝かせた方が味がよく馴染みます。
材料
<分量:2人分>
ナス:3本(長)
トマト:1個
ニンニク:1片
オリーブオイル:小さじ1
クミンパウダー:小さじ1
コリアンダーパウダー:小さじ1
パプリカパウダー:小さじ1/2
レモン果汁:大さじ1/2
イタリアンパセリ:大さじ1/2
塩:適量
ハリッサ:お好みで
トマト:1個
ニンニク:1片
オリーブオイル:小さじ1
クミンパウダー:小さじ1
コリアンダーパウダー:小さじ1
パプリカパウダー:小さじ1/2
レモン果汁:大さじ1/2
イタリアンパセリ:大さじ1/2
塩:適量
ハリッサ:お好みで
- 本来はイタリアンパセリの他に、生のコリアンダー(パクチー)もみじん切りにして入れますが、好みの問題で今回は入れませんでした。コリアンダーが好きな方は、ぜひ入れてみてください。
- ハリッサは必須ではありません。辛味を足したい場合にハリッサやカイエンペッパー、タバスコなどをお好みで入れてください。
作り方
- ナスを直火かグリルで中心まで火が通るまで焼く。焼けたら皮をむき、包丁で粗く切ってペースト状にする。
- トマトは皮を湯むきし、種を取り除いて角切りにする。ニンニクはみじん切りにする。
- フライパンにオリーブオイルを入れてニンニクを炒める。ニンニクが色づき始めたらトマトを加え、水分が飛ぶまで炒める。
- ナス、クミンパウダー、パプリカパウダー、コリアンダーパウダー、レモン果汁、みじん切りにしたイタリアンパセリを3.に加え、混ぜ合わせながら炒める。塩とハリッサで味を整える。
- 出来上がったペーストをパンにのせて食べる。
- ナスは焼くのではなく、皮を剥いてから煮る方法もあるようです。ただ、煮る方法は試していないのでなんとも言えませんが、焼いた方が美味しいのではないか…と個人的には思います。
- 写真のザアルークはナスもトマトも細かめに切ってペースト状にしていますが、粗めに切って塊を残しておく方法でも全く問題ありません。いずれにしてもミキサーやハンドブレンダーを使う必要はありません。