デンマークの年末を彩るタラ料理:コッグ・トースク

コッグ・トースク(Kogt Torsk)
伝統的に年末に食べられることが多いデンマークの魚料理、コッグ・トースク。
タラ(Torsk)を茹でる(Kogt)という意味で、茹でたタラにマスタード入りのベシャメルソースをかける料理です。
デンマーク料理は意外にも高カロリーな肉料理が多いのですが、コッグ・トースクはベシャメルソースのカロリーはありつつも、魚料理なのでさっぱりとした味わい。
日本では馴染みが薄いですがベシャメルソースとマスタードの組み合わせも、程よい酸味で淡白なタラの身とよく合います。
タラだけだと少し地味ですが、ベーコン、固ゆで卵、ビーツのピクスル、ジャガイモなど多様な付け合わせが添えられるため、見た目にも綺麗な一品です。
材料
材料‐2人分
タラの切り身 2切れ
ローリエ 1枚
レモンスライス 2~3枚
黒胡椒 10粒くらい
小麦粉 大さじ1
バター 15g
牛乳 120ml
粒マスタード 小さじ2
ベーコンスライス 2枚(40~50g)
1個
ジャガイモ(小) 4個
ディル 少々
  • ベーコン、卵、ジャガイモの分量はお好みで。ディルは無くても大丈夫です。
作り方
  1. 水を鍋に用意し、ローリエ、レモンスライス、黒胡椒を入れて火にかける。(生タラの場合、塩も少し加える。塩タラなら不要。)
  2. 沸騰したら弱火にし、鍋にタラを入れて10分ほど茹でる。
  3. フライパンにバターを溶かし、薄力粉を加えて混ぜながら弱火で炒める。粉っぽさがなくなったら、牛乳を少しずつ加え、ダマにならないようによく混ぜる。
  4. ソースにとろみが付いたら粒マスタードを加えて混ぜ、塩胡椒で味を整える。
  5. ベーコンは食べやすい大きさに切り、カリカリに焼いておく。卵とジャガイモは茹でておく。卵は固ゆでにし、細かく切っておく。
  6. タラの水気をふき取ってからお皿に盛り、ベシャメルソースをかける。仕上げにベーコン、茹で卵、ジャガイモ、ディルを添える。
  • ベシャメルソースが途中で煮詰まってしまった場合、タラの茹で汁を加えて濃度調整してください。
  • タラの身は崩れやすいので、茹でる際は弱火にします。途中で火を止めてしまい、余熱で火を通す形でも大丈夫です。
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